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貯金・定期預金コラム:
BMキャピタル、フロンティアキャピタル、オリエントマネジメント。合同会社への投資はダメ!

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。
2023/4/27 <BMキャピタル

BMキャピタル




編集部からのコメント

当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。

そして今回取り上げるのはBMキャピタルですね。当サイトでも過去に以下のように取り上げています。

>>>規制強化の後、BMキャピタルはどうなった?

>>>BMキャピタル、あきらかに投資詐欺だと思います。

>>>BMキャピタルへの投資はやめておくべきですか?

これまで指摘した点を抜粋すると、まず同社の運用実績についてはこのような情報が見つかりました。



これが正しいのであれば、実質的な利回りはかなり低いということですね。

同社ホームページに掲載されているこれらの数字も虚偽ということになりますが果たしてどうなのでしょうか。



加えて同社が悪質なのは、卑劣なステルスマーケティングを行っていることで、「ヘッジファンドランキング」というキーワードで検索すると上位に出てくるこちらのサイトでは・・・

■SSインベストメント  https://ssinvest.org/hedgefund-ranking2019/



このBMキャピタルを1位に推しています。リンクも

https://bmcapital.jp/69236/

となっており、ステルスマーケティングであるのは間違いありません。このURLは検索しても出てきませんからね。

ちなみに「エクシア合同会社」が実質的に巨額投資詐欺を働いたこともあり、昨年の10月から金融庁が「合同会社」に対する規制を強化しました。

これまで金融庁の監督外であった「合同会社の社員権の自己募集」ですが、規制強化後は、合同会社がステルスマーケティングを利用して勧誘するのは不可能になりました。



業務執行社員ではないであろう、このブロガー↓が、会社として金商業登録を受けないまま勧誘を続けているわけですから完全に違法です。



違法行為をしている合同会社に絶対投資してはいけないですね。

その点ではこのサイトで紹介されているランキングを見返してみるとこうなっています。



根拠が全く不明のこちらのランキングですが、3位のフロンティアキャピタルも、5位のオリエンタルマネジメントもやはり合同会社なので、違法な勧誘を行っているという点でBMキャピタルと全く同じです。投資してはいけません。





しかし金融庁もせっかく規制を強化したわけですから、こうしたステルスマーケティングもビシバシ取り締まってほしいものですね。今回も証券取引等監視委員会に報告しておこうと思います。

1日も早く、「合同会社」を活用した違法な投資が一掃されることを期待したいと思います。

では最後に、いつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。

1.リスクとリターンは連動しており、たとえば毎年5%のリターンなら毎年4%といった損失が、毎年10%のリターンなら毎年9%といった損失が発生する可能性があり、そうした損失発生の可能性を隠しているのであれば詐欺の可能性がある。

2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。

3.「マイナス金利」で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。

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