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貯金・定期預金コラム:
利回り13%!?不動産より5倍すごい!?SOLSELの太陽光投資は魅力的?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。
2023/9/22 <エレビスタ株式会社

SOLSEL




編集部からのコメント

当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。

そして今回取り上げるのはエレビスタ株式会社の太陽光投資「SOLSEL」ですね。Googleではこんな広告が表示されていました。



高利回りなのに超ローリスクなんて投資があるはずがありません。もしあればただちに裁定取引が行われ「適正価格」となるはずですね。そもそも売り手も「適正価格」で売ろうとするわけですし。

このような広告を出している時点で「全く信用できない会社」であると言ってよいと思います。

「不動産より稼げる」という根拠もよく分かりません。そんなの物件次第ですよね。根拠のない広告を掲載しているということは「遵法意識の全くない会社」であるということです。取引はやめた方が良いです。

コンプライアンス担当はいないのですかね?

というわけですでに結論が出ていますが、念のためどのような案件が売られているかチェックしてみたいと思います。ざっと見た限り販売中の商品の中で最も利回りが高そうなのはこの案件でしょうか。



利回り14.95%ということでなかなか華々しいですが、国の固定買取は10年もしくは20年で終了し、そこから先は二束三文で買いたたかれるわけですから、投資資金は固定買取期間内に回収するのがマストだと言えます。

そもそも太陽光発電システムの耐用年数は長くて30年程度と言われていますし、それまでの間にパワーコンディショナーが壊れるのは確実ですからね。投資として考えた場合は繰り返しになりますが、固定買取期間内の収益が重要ですね。

というわけでこちらの案件の収支をチェックしてみると、

・設備価格:1,035万円

・固定買取期間内の売電収入:147万円×約12年=1,794万円

・トータル利益:759万円

ということになります。ただ実際には徐々に太陽光発電の出力が落ちてくるでしょうし、場合によっては電力会社側の買取拒否があるかもしれません。近年は雨も増えていますしね。

調べてみるとパネルは毎年0.5%程度出力が減っていくようですので、12年後には6%減るということです。またこのパネルが既に8年前の中古であることも考慮する必要がありますね。

その点では少なくとも売電収入は5%は減らしておいた方が安全そうです。そうすると

・固定買取期間内の売電収入:147万円×約12年×95%=1,704万円

・トータル利益:669万円

ということですね。

加えてパワーコンディショナーの交換費用ですが、パワーコンディショナーの価格は「1kwあたり3.3万円」だそうです。とすると本体が165万円。交換費用が1台あたり20万円ほどのようですので、これも控除するとこうなります。

・売電収入1,704万円−パワーコンディショナー交換費用185万円=1,519万円

・トータル利益:484万円

さらに土地は賃貸ですが、この地代については計算に含まれていないようです!何でやねん。

これも控除するとこうなります。

・地代:20.4万円×12年=245万円

・トータル利益:484万円−245万円=239万円

固定期間買取期間終了後に、この地代を賄えるほど売電収入があるかは微妙ですし、そもそも太陽光パネルにも寿命がありますから、永遠に発電し続けられるわけではありません。

不動産投資と違って「土地が残る」わけでもありませんし、最後にパネルを撤去しての「原状復帰費用」も考慮すると手残りは一体いくらなのでしょうねぇ。

いずれにしても、1,035万円投資して、12年で239万円増える投資なのだとすれば、利回りは単純計算では「1.9%」ということですね。

同社サイトではこのように謳われていました。



不動産投資の実質利回りが「平均5%前後」ということなら、SOLSELの「1.9%」に対して不動産投資の「圧勝」ですね。

加えて上記の通り不動産投資は最終的に「土地」が残るのに対して、太陽光発電は撤去にお金がかかる「産業ゴミ」しか残りません。

長期で見ても不動産投資の勝ちでしょうねぇ。

いずれにしても遵法意識=コンプライアンス意識が皆無の会社とは取引しないことです。泣きを見るのは消費者です。

参考になさってください。

では最後に、あくまで一般論ですが、いつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。

1.リスクとリターンは連動しており、たとえば毎年5%のリターンなら毎年4%といった損失が、毎年10%のリターンなら毎年9%といった損失が発生する可能性があり、そうした損失発生の可能性を隠しているのであれば詐欺の可能性がある。

2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。

3.「マイナス金利」で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。

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