当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。
そして今回取り上げるのは株式会社SENECAの投資商品「日本再生GAMEプロジェクト」ですね。過去のコラムでもご案内したように第一印象としては「絶対やめておけ」というものです。スローガンとなっている「ゲームで社会貢献」という文言が明らかに胡散臭いです。
>>>利回り10%!SENECAの日本再生GAMEプロジェクトは絶対やめておけ
「みんなで大家さん」もそうですが、ポンジスキームが「日本再生」や「社会貢献」といった「綺麗な言葉」を持ち出して投資へと誘い出すのは常套ですね。同じニオイしか感じません。
とは言いつつ印象だけで語っても説得力がありませんので話を前に進めると、前回のコラムでは以下の点を指摘しました。
「平均1年で開発費用の回収が可能」ということなのであれば、運用期間が2年というのは矛盾していますが、そもそもこの会社は前回のコラム執筆時点で設立してから約1年でした。どうやったら「平均1年」というデータが出てくるというのでしょうか。ウソつきですね。
さらにはこういう説明もありました。
なぜ設立して約1年の会社に、18ヶ月のデータがあったのでしょうか。ウソつきです。
さて前回のコラムから3年経って同社のゲーム開発実績はどのようになっているのでしょうか?ということで実績ページを見てみると以下のような記述があります。
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弊社のGAMの運用実績
・個人投資家様
・アプリゲーム
・アプリゲーム名:カベキック!ピノキオ
・運用開始:2023年2月
・予定運用利回り:12.5%
https://seneca-corporation.com/%e5%ae%9f%e7%b8%be/
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逆に言えば3年たってゲーム1本分の実績しか掲載されていません。2年満期という点を考えると少なくとも2本はリリースされていないとおかしいはずですがどうなっているのでしょうね。
加えてこの「カベキック!ピノキオ」を検索してみると以下のような説明が出てきます。
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『カベキック!ピノキオ』は、サメの胃袋に飲み込まれたピノキオを操作し、壁を蹴って上昇して脱出を目指す激ムズのスマートフォン向けカジュアルアクションゲームです。落下してくる木箱を避けるか足場にしながら、高度10,000cm(100m)を目指して登り続ける、2016年配信のアプリです。
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なんと2016年配信とのことですね!10年前です。とすると「2023年2月運用開始」というのはデタラメということになりそうです。
そもそも同社のホームページのブログも2024年に更新が止まっていますので、もはや実質的に破綻してしまったのかもしれませんね。
その割にはまだ広告を見かけたので取り上げたわけですが・・・。
記者の結論としては「絶対やめておけ」のまんまです。参考にしてみてください。
最後に、あくまで一般論ですが、いつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。
1.日本の金利環境を考慮すると、利回り5%以上のファンドは詐欺の可能性がある。
2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。
3.低金利で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。
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