■トップページ > 預金・貯金・資産運用の悩み相談室<40代男性「M&Sについて、詐欺会社がプロキシーファイトまでやる?」>

今月、最も金利の高い定期預金は? 最新版!定期預金比較はこちら

お役立ちコンテンツ

預金・貯金・資産運用の悩み相談室

預金・貯金・資産運用に関する読者の方々の悩みに回答していきます。ご相談はこちらから。
今月のお悩みは・・・

40代男性「M&Sについて、詐欺会社がプロキシーファイトまでやる?」


質問 : M&Sは合同会社の社員権の購入で運営資金を集めているようですが、HPには顧問弁護士の会社と名前も記載されています。

また、詐欺に近い会社がきちんとした会社を装うために1社の大量保有報告書を出す場合はあったとしても、6社もの大量保有をしたり、プロキシーファイトまでやるのでしょうか?

今度社員と会う約束をしたので、色々と質問をしようと思っていますが、上記の疑問点について何か指摘があれば助かります。

<40代男性>


回答 : 読者の方から上記のような質問をいただきました。他に預金・貯金・資産運用に関するお悩み相談があれば月2、3回程度の頻度で回答していこうと思いますので、もし質問したいという方はこちらの投稿フォームから送信してください。もちろん個人情報は不要です。

さて本題に戻りまして、M&S社が詐欺に近い会社なのかどうか?という質問ですね。

まずそもそも論となりますが、金融庁のこちらのページに書かれているようにファンド業務(ファンドの運用や販売勧誘)を行う場合には、金融商品取引法の厳格な登録が必要となっています。

>>>詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!

では具体的に登録されている金融機関はと言うと、銀行・証券会社・保険会社などの誰でも知っている金融機関です。

>>>登録金融機関一覧

つまり金融庁は個人投資家がファンドに投資する場合、「投資家保護」の観点から、こうした「登録された金融機関」経由以外では認めていないということです。

唯一の例外は、相手がプロの投資家に限ってファンドの販売が許される「適格機関投資家等特例業者」ですが、これはほとんどの個人投資家には関係ありません。

つまり結論から先に言えば、金融庁に登録されていない会社が個人相手にファンドを募集・販売するのは「違法行為」だと言うことです。

ではなぜM&S社は「社員権の購入」という形で資金集めできるのでしょうか?

これは社員権≒株式であって、「ファンド募集ではなく、会社に投資してもらっている=会社の経営権を販売している」という形をとっているからですね。

その点では違法とは言えませんが、合同会社の社員権の販売はもともと少人数で会社を起業することを想定して設けられており、このようにファンド募集まがいの利用は考えられていません。

実際のところ、金融庁もこの社員権の販売に関して全く関知していませんし、消費者庁からも「投資家保護の仕組みが全くないため手を出してはいけない」と注意喚起を行っています。

要するに「社員権の販売」を隠れ蓑にファンド募集まがいのことをするのは「脱法行為」だと言うことです。繰り返しになりますが上記の通り金融庁は「ファンド業務(ファンドの運用や販売勧誘)を行う場合には、金融商品取引法の厳格な登録が必要」と言っているわけですから。

また同社は「ヘッジファンド」を標榜しているわけですが、「ファンド」と称しながら資金集めをしている点ではより悪質と言えそうです。

さらに言うと同社の前身である「キャロライナパートナーズ」社は「無登録で金融商品取引業を行う者」 として警告を受けています。それが社名を変えて同じように登録せずに資金集めをしているわけですから、そもそも順法意識が欠落しているのは間違いなさそうですね。

そうしたわけでM&S社が「詐欺に近い会社」なのかどうかは分かりませんが、「登録された金融機関」ではない以上、現時点では投資してはいけません。投資するとしても同社が「登録された金融機関」として金融庁からお墨付きを得てからですね。

個人的には関係サイトと見られるサイトを通じて「ヘッジファンド1位」「投資信託1位」といったステルスマーケティングを行っているように思える点も非常に不愉快に感じています。 本来、登録を受けていないと「勧誘」すらできませんからね。

なおご指摘の顧問弁護士さんともお話したことがありとても良い先生でしたが、当初「キャロライナパートナーズ社はM&S社とは無関係」という立場を取っておられたところ、こちらが指摘した事項について回答できず、「掲載のご判断はお任せします」とのことで話し合いが終了しています。

最後に「きちんとした会社を装うために1社の大量保有報告書を出す場合はあったとしても、6社もの大量保有をしたり、プロキシーファイトまでやるのでしょうか?」 という点ですが、チェックすべきポイントはそこではなく

・顧客の資産が分別保管されているか

・顧客の資産が流用されていないか

といった管理体制ですね。金融庁から処分が出るほとんどのケースがこの資金管理の不備です。

もちろん質問すれば「ちゃんと管理しています」と答えるのでしょうけれど、それが本当かどうか投資家には絶対分かりません。なぜなら監督権限がないからです。

その点でも監督権限を持った金融庁がちゃんとチェックしている「登録された金融機関」を利用しないといけないということですね。

ちなみになぜか最近は公表をやめてしまったようですが、M&S社のこれまでの運用成績は単利計算の明らかに不正確なもので、そこからもきちんと資金管理がなされていないことが示唆されておりました。

もし最近の運用成績をヒアリングいただければすぐにチェックできますので遠慮なくお送りください。

参考になさってください。

>>>預金・貯金・資産運用のお悩み相談はこちらから

>>>最新の定期預金比較/金利ランキングはこちら

今月、最も金利の高い定期預金は? 最新版!定期預金比較はこちら

コンテンツ・インデックス

最新版!定期預金 金利比較
預貯金の目安〜みんなはいくらくらい貯めているの?
ライフイベントから考えよう!人生のあのイベント、このイベント、一体いくら必要?
今さら聞けない、預金保険とペイオフのこと
今後の金利見通し/2018年11月更新
定期預金の基礎知識
預金・貯金・資産運用の悩み相談室
各銀行の口コミ
定期預金関連ニュース
預金・貯金・資産運用の悩み相談室
定期預金の基礎知識



クチコミ募集中

定期預金に関するあなたのクチコミを教えてください。クチコミは人気銀行を中心に順次掲載いたします。


メールの場合はこちらから mail@teiki.jpn.org

PAGE TOP