一向に回復する気配がない預金金利ですが、市場金利の動向をチェックしておくとこうなっています。
2016年後半から一旦上昇した市場金利ですが、2018年秋以降の世界的な金利低下の流れを受けて大きく低下しました。
ただ足元では上がったり下がったりを繰り返しながらもコロナ禍の割には安定期に推移しています。多少の違和感を感じなくもないですが、とは言いつつ金利水準は低いままです。
そうした状況でより良い金利を望むのであれば多少のリスクを許容するというのも手です。選択肢となりそうなのが、オリックス銀行のeダイレクト金銭信託です。
金銭信託は、「信託期間」や「予定配当率」があらかじめ案内されているという点では預金に近い性格を持つ金融商品ですが、しかし元本保証は全くついていないれっきとした投資商品です。
仮に投資先の資産が暴落したり、企業が倒産したりすれば、あえなく元本割れとなります。そうしたリスクがある故にプレーンな定期預金と比較すれば相対的に利回りが高いわけですが、10月28日から11月30日まで販売されている金銭信託の概要は以下の通りです。
◆オリックス銀行/eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号
・募集期間 : 2020年10月28日(水)0:00~2020年11月30日(月)12:00
・信託期間 : 2020年12月7日(信託契約日)から2021年12月7日(信託終了日)までの1年間
・申込単位 : 100万円以上100万円単位
・予定配当率 : 年0.48%(税引前)
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1年で0.48%となかなかの利回り水準ですが、運用対象はコロナショックで一時、巨額の赤字を計上したソフトバンクグループ社への貸付金ですので、仮に1年以内にソフトバンクグループ社の経営が傾き、貸付金の返済が滞ればこちらの金銭信託の償還も滞る、ということですね。
そして万が一、倒産でもしようものなら、元本割れは間違いありません。
「1年0.48%のリターン」と、「1年以内にソフトバンクグループ社の経営が傾くリスク」とを比べ、許容できると思えば投資すればよいし、許容できない・割に合わないと思えば投資してはいけない、ということです。参考にしてみてください。
ちなみにソフトバンクグループ社の格付けはBB+ということでついにBBBを下回り投資不適格となってしまったのですね。注意が必要そうです。
なお申し込みの流れはこのようになっています。
まずはeダイレクト預金の口座開設が必要、ということですね。
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